1,目的
高次脳機能障害を抱えるようになるとコミュニケーションが難しくなり、自己肯定感が低くなったり、未来に絶望を感じたりしますが、同じ障害のある方が自分の障害からの回復過程での経験やノウハウを障害者の視点から自らの言葉で語る動画は、新たに脳障害を発症した方々やこれから高次脳機能障害とともに歩んで行かれる方々が、将来に向けて希望をもてるようになる支えとなると考えます。本委員会では、社会復帰を果たした脳損傷や高次脳機能障害の方のナラティブ動画を作成し、それがいかに当事者支援となるか効果検証します。
2,主な活動
・社会復帰を果たした脳損傷や高次脳機能障害方のナラティブ動画を収集し、ホームページなどで公開できるような動画を作成します。この際に、企画の最初の段階から当事者に参加していただきます。・動画を、YouTube、ホームページなどで発信します。そのことによって、多くの当事者や家族がアクセスすることが可能になります。・動画を見ることで、社会復帰において、高次脳機能障害が特有に直面する困難、それをどのように乗り越えてきたのか、どんな社会的資源を活用したらよいか具体的にわかるようになります。・上記の動画が、当事者にどのような影響を与えるのかをアンケートやインタビューによって検証します。
動画作成委員会からのお知らせ
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